ボクラのばにしんぐぽいんと

8月末から9月にかけて道内の中学校で巡演しました。
「お金って何?」を入口に、「幸せ」や「生きること」を考えるお芝居になりました。 中学生からは「自分が今考えていることがテーマで、 ヒントとなるものを見つけることができた」という声が出ました。 風の子北海道では同じ俳優達が0才の子どもたちにも劇を届けています。子どもたちの成長に伴って変化すること、しないこと、見つめながら新しい作品を作ります。

ボクラのばにしんぐぽいんと舞台画像

   中・高生に向けて今、何を届ければ良いのか……そう考えている時、「モモ」や「はてしない物語」で有名なファンタジー作家のミヒャエル・エンデが書いた「エンデの遺言」という本に出会いました。エンデはお金が人間の幸せをつくる社会に「?」を付けています。でも、お金なしの社会は考えられない……

   山猫一座の団員たちは、時にはサルになったり、調べたことを劇にしたりしながら、自分のこととして考えていきます。その姿を通して、観ている中・高生たちは自分の頭で思考し、心を動かしているようです。

   「バニシングポイント」とは「消失点」という意味です。私たちの生きる先には何があるのか、何に向かって走れば良いのか……

   We are Shout! You are Shout!

   みんなの心をのせて、今の自分を叫びます。

   小田香はアイドルになりたくて勉強しようと劇団の実習生になった。劇団の名は「山猫一座」。この劇団は子どものための劇をするので、お手玉やケン玉の練習をしたり、新聞紙や空き瓶などを使って劇を作る。

   ある日、公演先の保育園で先生から気になる話を聞いた。「子どもたちは、お金がないと幸せになれない」と考えているようだ――大人の社会を映しているみたい。いいのだろうか……リーダーの大田や先輩の中田と一緒に香は探す、考える。

   そもそもお金って何?幸せを求めて人間が考え出した様々なこと――本当に子どもや、人間の幸せにつながっている?香は考え続ける。

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