劇団風の子紹介

風の子北海道について

   全国を巡回していた一つの風の子が地方班第一号として風の子北海道班を誕生させたのが1982年のことです。その後、各地に事務所と公演班が作られ、全風の子が連携しあって、日本中の子どもたちに劇を届ける活動をしています。そのために、先生方やお父さんお母さんをはじめ、たくさんの方々と一緒に子どものことを考え合う児童演劇運動が大切なのだと考えています。風の子北海道は1・2学期は、演劇教室、3学期は小さい班にわかれての幼稚園・保育園公演、今では通年で幼児向き作品も持てるようになり、道内はもちろん、全国あちらこちらに公演の旅の毎日です。

劇団風の子北海道の作品

  • 1950 東京都世田谷に劇団風の子、創立
  • 1959 北海道巡回公演はじまる
  • 1969 北海道事務所を札幌に開設
  • 1982 風の子北海道班誕生「かぜのこひろば」「風の子ごっこごっこ団」「小さい劇場」
  • 1985 「森の笛が聞こえる」「小さい劇場パート2」
  • 1987 「めっきらもっきらどぉんどん」「うそんこほんこ隊」「小さい劇場パート3」
        冬の小班公演広がる
  • 1988 風の子北海道班から劇団風の子北海道へ
  • 1989 「どんぐりと山猫」 一人芝居「おっきな人間とちっちゃな人間」
  • 1990 夏の小班「山を越え川を越え」
  • 1992 「ワーイワニワニ」「ひみつナイショおしいれものがたり」「うしろの正面なあんだ」
  • 1993 「天幕がなる」「鮭の子さすけ」北海道子ども舞台祭典('93〜'95)に小班作品で参加
  • 1994 「空まる風まる」
  • 1997 「マーレンと雨姫」「かぜのこひろば」(再演)
  • 1998 旭川児童演劇フェスティバル、全風の子の小型作品上演される
           「みんなでぬくぬく」「めっきらもっきらどぉんどん」「新おしいれものがたり」
  • 2000 「お月さまとゴーシュ」
  • 2003 「どんぐりと山猫」(再演)
  • 2004 「ブレーメンの音楽隊」「かぜのしっぽ」「どさんこぴーひゃらあそび組」
  • 2008 「山を越え川を越え」(再演)「ワーイワニワニ」(再演)「十二の月の物語」
  • 2009 「おはようさよならものがたり」
  • 2010 「ぴーぷー劇場」(しょうぼうじどうしゃじぷた、せんたくかあちゃん)
  • 2014 「マーレンと雨姫」(再演)
  • 2015 「うしろの正面なあんだ」「めっきらもっきらどぉんどん」
  • 2017 「おひさまおはよう」「ぼくらのばにしんぐぽいんと」制作
        「うしろの正面なあんだ」が厚生省児童福祉文化賞受賞
  • 2018 サハリン巡演4公演行う
  • 2019 鳴海輝雅が令和元年度文化庁長官表彰
  • 2020 「いってかえっておひさまのした」制作

風の子北海道舞台写真

どんぐりと山猫

風の子北海道舞台写真

めっきらもっきらどぉんどん

風の子北海道舞台写真

十二の月の物語

風の子北海道舞台写真

マーレンと雨姫

劇団風の子は

   劇団風の子は、1950年、戦後の東京の焼け野原の中で、子ども会や子ども文庫の活動をしていた多田徹を中心とする若者たちによってはじめられました。
   「日本の未来を考えることは、今の子どもを考えること」を活動の基点とし、〝子どものいるとこどこへでも〟を合言葉に、百数十名の劇団員がいくつかの班にわかれ、北海道から沖縄まで、全国の幼稚園、保育園、児童館、小学校、中学校、高校、そして子ども・おやこ劇場など、文字どおり子どものいるとこどこへでも出かけていって公演を続けてきました。1980年代からは各地に、その地域に根ざした風の子が生まれ活動が広がっています。

児童演劇の独自性の追求

   1971年には児童演劇の独自性を追求するための付属の児童演劇研究所を創設し、遊びを軸にした新しい作品が次々と生み出され、そこから巣立った若者たちは、今では劇団の中堅俳優として風の子を支えています。また小学校や幼稚園の先生、保育士、児童館職員、子ども劇場の専従者となった卒業生も数多く、児童演劇だけでなく、子どもたちと真剣にかかわりあういろいろな分野でも活動しています。

劇団員募集について

劇団員募集! 公演は毎日、道内、道外での旅公演が多いですが、子どもたちのもとへ元気にとんで行ける方を求めています。随時面接いたします。
風の子北海道 担当中島まで

風の子を支援する会のご案内

風の子を支援する会にはいりませんか?
風の子の活動、公演スケジュールをお知らせします。お近くで公演のある時はどうぞごらんください。

  • ◎ 一般公演は2割引でごらんいただけます。
  • ◎ 風の子ニュース、機関誌「風の子」をお送りします。
  • ◎ 風の子カレンダーをお送りいたします。
  • ◎ 会費 年間1,500円です。

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